今から約20年位前のある日「糖尿病外来やる人いなくなっちゃうからあなたやりなさい」と突然上司に言われ、しぶしぶ外来を引き受けることになったのが始まりです。糖尿病に興味がなく、ただ外来を回す仕事を行っていました。

月日が流れ、娘も将来は同じ看護師を目指したいと言われたときに「同じ土俵に上がってきた時に私が誇れることは何だろう」「ずっと糖尿病外来にいてこのままでいいのだろうか」という思いが込み上げ、後回しになっていた日本糖尿病療養指導士の受験を決心し資格を得ました。

資格を得て勉強していくうちに、やるべきことが見えてきました。そこで委員会を立ち上げ、メンバーの力を借りながら院内勉強会や糖尿病教室などを企画・開催することで、他職種との関りも多くなり日々充実しています。

まだまだ糖尿病患者さんに提供できることがたくさんあり、仲間を増やしていく必要があります。一人でも多くのスタッフが興味を持ってくれるよう、スタッフ教育も含めリーダーとして活動を続けていきたいと思っています。

セコメディック病院　外来勤務22年目　看護師S