VOICE先輩の声

緩和ケア認定看護師

認定看護師
緩和ケア認定看護師
所属部署 看護部(認定看護師 緩和ケア)
出身地 埼玉県
出身校 済生会川口看護専門学校

看護師になろうと思ったきっかけ

体が弱く、寝たきりの生活をしていた祖母のお世話がしたいと思ったのがきっかけです。5歳くらいの頃だったと思います。

私がセコメディック病院の看護部を選んだ理由

認定看護師教育課程で同級生だった看護部長から、病院見学に誘われたのがきっかけです。
セコメディック病院は若いスタッフが多く、ここでなら緩和ケア認定看護師のスキルと、自身の経験を活かすことができると考え選びました。

セコメディック病院の看護部の良いところは?

役職や部署に関係なく、気軽に相談や意見交換ができるところがセコメディック病院看護部のよいところだと思います。 中途採用の私でもコミュニケーションがとりやすく、すぐに現場の雰囲気になじむことができました。

認定看護師としてのやりがい

患者様の苦痛が緩和され、その人らしい時間を過ごして頂くために、私たち看護師に何ができるのかを常に現場の看護師達と考え、実践につなげていくのが緩和ケア認定看護師の仕事の一つです。
自宅で動けなくなり救急搬送されてきた80代女性のがん終末期患者様に介入したときのエピソードです。

入院後は緩和ケアチームの介入により、身体症状の緩和は早期に図れたのですが、精神的苦痛が強く「早く死んでしまいたい」と毎日訴え、涙を流す姿もよく見られていました。
死んでしまいたいほどの心の辛さは何か。
その思いを丁寧に聞いていくと、障害者施設に入所している娘さんがおり、月一回の面会に行けていないことを気にしていることがわかりました。
娘さんとの面会を実現するために、他職種でカンファレンスを重ね、施設の方の協力も得られ、病室での面会を実現することができました。 娘さんとの面会時、毎日「死にたい」と泣いて訴えていた女性の表情は、娘を気遣う強い母親の表情に変わっていました。自分から起きあがり娘さんの手を握る姿も印象的でした。
このときの光景は強く心に残っていますし、緩和ケア認定看護師としてのやりがいを強く感じた事例です。

休日の過ごし方

休日の朝は愛犬のお散歩から始まります。いつもより長い距離をゆっくりお散歩していると気分がスッキリしてきます。散歩の後は一通りの家事を済ませ、好きなおつまみを準備して昼から一人飲みです。最高のリラックスタイムです。

心に残るエピソード

 緩和ケアとは、病気があってもその人らしい時間を過ごしていただくためのケアです。

緩和ケアでは、患者様に合った支援をアセスメントするために、体の辛さだけでなく生まれ故郷やお仕事、ご夫婦のなれそめや子育て中のエピソードなど、患者様の「人生の物語」を語ってもらうことを大事にしています。

たくさんの患者様から素敵なお話を聞かせていただきました。ほんの一部ですが紹介します。

仕事で赴任したことをきっかけに南アフリカへ移住しカジノで大儲けした80代男性。結婚したばかりの頃に、トラックに家財道具、布団までを積み込んで車中泊をしながら北海道から千葉まで引っ越してきた女性。若い頃に銀座のエレベーターガールをしていた女性は、石原裕次郎や吉永小百合に出会ったエピソードを楽しそうに話してくれました。営業職を務めておられた方からは営業の極意も教えていただきました。ディズニーランドや海ほたるのモニュメントを設計した方もいました。畑でイノシシに出会ってしまったときの対処法も教わりました。

これらのエピソードを語っている時の患者様の表情は生き生きとしていて、ケアを提供する側の私も楽しい気持ちになれる時間でもあります。そしてどのエピソードも忘れられない大事な私の宝物です。

 

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