セコメディック病院には、中途採用で入職しました。働く環境を変えたく病院以外で働くことを考えていた為、転職サイトに登録することにしました。そこで担当して頂いた方に、病院以外ではもったいないので、働きたいと思う病院を探してみてはどうかと提案をされました。私の中では、行きたいと思う病院もなく、施設や保育園などを考えていたため、病院を選ぶ条件だけ伝え、全て転職サイトの方にお願いしました。何件か病院を教えて頂き、ホームページなどから情報収集をして、行ってみたい病院を伝えて面談の日程など組んで頂きました。セコメディック病院を知ったのは、その時が初めてでした。新人教育にも力を入れており、中核病院でありながら色々なことに取り組んでいたため、病院見学をしてみたいと思い、面談と病院見学を行わせていただくことになりました。

看護部長さんのパワーが第一印象強く、圧倒されそうでしたが、看護にかける情熱はよく伝わり、病棟を案内して頂いた当時3A病棟師長さんのスタッフに対する思いや今後の発展させたいことなど色々話を聞かせて頂いている中で、この師長さんについて行きたいと思えるくらい心が動いたことを昨日のように思い出します。すべて終了して、病院の外へ出た時に一緒に立ち会って頂いていた転職サイトの方に、出来ればセコメディック病院に就職したいと伝えました。その日は、もう１件別の病院を見学に行くことになっており、他の病院を見学しても心が動くものがなく、気持ちはセコメディック病院に決めたことを伝えました。後日、採用通知が届き、合格となり2018年４月よりセコメディック病院で働いています。

４月入職ということもあり、新人オリエンテーションにも一緒に参加させて頂き、私が新人の時にあったらうれしかったなと思うくらいの内容で羨ましく思いました。のちに、この新人オリエンテーションを行うことになるとは思いもしていなかったです。病棟に所属してからは、パソコン操作だったり、色々覚えることはたくさんありましたが、スタッフの皆さんが優しくフォローして頂いたり、わからないことを教えて頂き業務にも慣れ、どうにか一人で業務がこなせるようになると、私自身に余裕もでき少し患者さんと話をする時間がもてるようになりました。患者さんの中には、遠慮して話を止めてしまう方もいらっしゃいますが、時間をかけて少しずつではありますが、信頼関係が築けると色々悩みや辛いことを話してくださることもあります。患者さんの思いを知ることで、今後どう支えていくべきか一人で考えるのではなく、カンファレンスを行ったり、家族と面談を行ったり、退院後のことを考えケアマネージャーさんに入っていただいたりと多くの他職種の連携も必要となりますが、チーム間が仲良く相談などもしやすい環境で日々患者さんのために、最適な状況で退院できるよう看護を行っています。

私の休日はあまり家から出ることがなく、音楽を聞いたりDVDを観たりしていることが多いです。時々、季節を感じたくなることがあり、そんな時は散歩に行き小さな季節を探します。秋ですと蔦にぶら下がるオレンジ色をしたカラスウリを探したりします。春にはつくしを探しに散歩をします。小さなものではありますが、生きる力を感じます。

長年、看護師をして思うこと、私が患者さんのためにどのくらいの力があって、どのくらい支えて挙げられているのか、私自身にはわからないです。本当に正しかったのか、違う方法があったのではないか、自問自答することもあります。ただ患者さんから「あなたがいてくれたら、それだけでいいのよ」その一言がとてもうれしい言葉です。